その街のこども

 

1995年1月17日午前5時46分
「街」は一瞬で破壊され
僕たちは生き残った

 2010年/日本/井上剛 監督

 

●1月例会

15(日) 。隠院В娃亜´■隠魁В械
16(月) 。隠粥В娃亜´■隠后В娃

例会場は、京都教育文化センター

 

 

  1995年1月17日、午前5時46分。神戸の街を一瞬にして破壊した阪神大震災が発生した。それから15年。子供の頃にこの震災を体験し、今は東京で暮らす勇治(森山未來)と美夏(佐藤江梨子)。

 2人は“追悼のつどい”が行なわれる前日に神戸で偶然知り合い、震災15年目の朝を迎えるまでの時間を共に過ごすことになる。震災によって受けた心の傷に向き合うため、今年こそ“追悼のつどい”に参加すると心に決めていた美夏。それに対し、出張の途中に“なんとなく”神戸に降り立っただけだと言い張る勇治。全く異なる震災体験をした2人の間には、大きな溝が広がっているように見えた。

 しかし、ある場所に差し掛かった時、美夏は勇治が長年抱え込んできた過去を垣間見ることになる。復興を遂げた真夜中の神戸の街を背に、これまで語ることのできなかった2人の想いが、不器用に溢れ出そうとしていた……。

 

 阪神・淡路大震災からちょうど15年目にあたる2010年1月17日、NHKで放送されたドラマ「その街のこども」は、実際に震災を体験している森山未來と佐藤江梨子の切なくリアルな演技に加え、心の傷を抱えたまま生きる若者たちを優しい眼差しで描いた渡辺あや(『ジョゼと虎と魚たち』)の脚本が大きな話題を呼び、放送後には視聴者から感動と絶賛の声が多数寄せられた。

 第36回放送文化基金賞を受賞、さらに反響は拡がり続け、遂に『その街のこども 劇場版』として、NHKの制作したドラマとしては前代未聞の全国公開が決定。放送時にカットせざるを得なかった映像を加え、再編集バージョンでの上映が実現した。


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