ラースと、その彼女

 

 

 

雪が降り積もる、小さな町
誰よりも優しくて純粋なラース
彼の初めてのガールフレンドは
等身大の人形だった。
2007年/アメリカ/クレイグ・ギレスビー監督

 
12(日) 。隠院В娃亜´■隠魁В械
13(月) 。隠粥В娃亜´■隠后В娃

例会場は、京都教育文化センター

●12月例会

 

 

 

 アメリカの田舎町に住む26歳のラースは、心優しく町の皆に好かれている青年だが、とてもシャイで特に女性と話すのが大の苦手。兄のガスとその妻カリンが住む家の裏にある、ガレージを改装した部屋に一人で住んでおり、限られた人間関係しか築けないでいた。

ある日ラースは、ガスとカリンに、インターネットを通じて知り合った女性がいるので紹介すると伝える。ラースの事を気遣っていたガスとカリンは最初喜ぶが、車いすに乗った、元宣教師でブラジルとデンマークのハーフである女性ビアンカを紹介されて驚く。なぜならビアンカはアダルトサイトで販売されているリアル・ドールだったからだ。
アメリカ中西部の小さな町に暮らすラースは、優しくて純粋な青年で町の人気者だが、ずっと彼女がいないために兄のガス、義姉カリンらは心配していた。そんなある日、ラースが「彼女を紹介する」と兄夫婦のもとにやってくる。しかしラースが連れてきたのは、ビアンカと名づけられた等身大のリアルドールだった。兄夫婦を始め、街の人たちは驚きながらも、ラースを傷つけないようにビアンカを受け入れようとするが…。

 

 

   『きみに読む物語』『16歳の合衆国』の若き演技派ライアン・ゴズリングが主演を務めた本作は、内気な青年とその周りの人々を温かく描くハートフルドラマ。アカデミー脚本賞にノミネートされた。監督はこれが2作目となるCM作家出身のクレイグ・ギレスビー。“リアルドール”に恋をするという型破り(ある意味スキャンダラス?)な設定のため、製作まで4年の年月を要したという。カナダ・トロントの美しい雪景色の中、現代社会で希薄になった人間関係がひとりの純朴な青年によって再生していくさまを、温かい視線で描いている。ライアン・ゴズリングの卓越した演技力に注目したい一作だ。

 

 


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