休暇

 

 

 

他入の命を奪うことで得られる幸せは、
果たして本当の幸福と言えるのだろうか…?
 
2009年/ 日本/門井肇監督 

 
14(日) 。隠院В娃亜´■隠粥В娃
15(月) 。隠粥В娃亜´■隠后В娃

例会場は、京都教育文化センター

●2月例会

 

 

 

 

 死刑囚を収容する拘置所に勤務する刑務官たち。彼らは常に死と隣り合わせの生活を余儀なくされる。ベテラン刑務官、平井もそのひとり。心の平穏を乱すことには背を向け、決まりきった毎日を淡々とやり過ごす男。そんな平井がシングルマザーの美香と結婚することになった。なかなか打ち解けない連れ子との関係を築く間もないまま挙式を目前に控えたある日、死刑囚・金田の執行命令が下る。執行の際、支え役(死刑執行補佐)を務めれば1週間の休暇を与えられると知った平井は、新しい家族と共に生きるため、究極の決断をするのだった…。結婚という節目に、自分の幸福と人の死を一度に掌に乗せてしまう。誰にも言えない苦しみを抱えながら、新婚旅行に出発するのだが…。

 原作は「戦艦武蔵」「魚影の群れ」「闇にひらめく」(『うなぎ』の原作)の文豪、吉村昭の短編小説。今まで無為に過ごしてきた男が人生を見つめ直すために乗り越えなければならない大きな壁。希望を奪われた死刑囚の抱える闇と、彼の未来を奪う使命を託された刑務官たちの苦悩。さらには彼らと関わりを持つ者の深い哀しみと愛情。死刑に至る日々と親子3人のささやかな新婚旅行を通してそれぞれの幸福、家族の絆が浮き彫りとなり、生死と直面した人々の骨太で感動的なドラマが展開されていく。 

 


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