ヤング@ハート

 

 

 

それでも、人生はすばらしい。
平均年齢80才のコーラス隊の最高の人生、最高の友情
 笑って、泣いて、一緒に歌えば、もっと”生きる”が好きになる。
2007年/ イギリス/スティーブン・ウォーカー監督 

 
13(日) 。押В娃亜
14(月) 。押В娃亜´■掘В娃
15(火) 7:00〜

例会場は、京都教育文化センター

●12月例会

 

 

 

 

 おじいちゃんとおばあちゃんだけのロック・コーラスグループ「ヤング@ハート」。1982年に結成され、年1回のコンサートに向け練習に励む姿に、カメラは6週間にわたって密着する。平均年齢80歳。メンバーへのインタビュー、コンサートの模様、プロモーション・ビデオ4曲を加えて構成されたドキュメンタリーだ。
 米・マサチューセッツ州の小さな町ノーサンプトンにいる、平均年齢80歳のおじいちゃんとおばあちゃんたちで構成されたコーラス隊「ヤング@ハート」が歌うのはクラシックやスタンダードではなく、ロックやR&Bの曲ばかりだが、驚くべきことに彼らはその曲を完全に自分たちのものにしている。コンサート前の6週間、彼らに密着し、リハーサルの様子やプライベートを追う。感動を呼ぶ彼らのパフォーマンスはどこからくるのだろうか。
映画が始まると同時に、「ヤング@ハート」のロンドン公演から、92歳になる花形スターのアイリーンによってザ・クラッシュの名曲“Should I Stay Or Should I Go”が歌われるが、あのパンクの曲がまるでシェイクスピアのセリフのように生まれ変わっているのに驚かされる。見るからに身体が弱っている老人がジェームズ・ブラウンの“I Feel Good”を歌えば別の意味が出てくるし、スプリングスティーンの“Dancing in the Dark”だって「俺のハートに火をつけてくれ」という歌詞が、切なく、そして勇気を持って響いてくる。途中に挟み込まれるメンバーによるミュージッククリップも楽しめ、最近もっともポジティヴな気分にさせてくれる映画だ。

 ロックと老人。一見ミスマッチな組み合わせだが、枠にとらわれず、楽曲に真摯に取り組み、残された人生をユーモラスに謳歌する姿に、多くの人が共感するだろう。コンサートには老若男女が押しかけ、チケットは常に売り切れだそうだ。メンバーも歌うことで若さと勇気を保ち、観客と接することでモチベーションを高めているのだろう。客席で歌に合わせ、一緒に踊る子供たち。楽しそうな笑顔が、グループの本質をとらえているようだ。

 


前
2010年1月例会…シリアの花嫁
カテゴリートップ
例会上映作品
次
2009年11月例会…そして、私たちは愛に帰る