そして、私たちは愛に帰る

 

 

 

幸せと不幸せは、背中あわせ。
だから、人生はいつだってやりなおせる。
 
2007年/ ドイツ・トルコ/ファティ・アキン監督 

 
15(日) 。押В娃亜
16(月) 。押В娃亜´■掘В娃
17(火) 7:00〜

例会場は、京都教育文化センター

●11月例会

 

 

 

 

 ドイツのブレーメン。ハンブルクに住む大学教授のネジャットのトルコ系移民の老父アリはブレーメンで一人暮らしだったが、定年後の人生をトルコから出稼ぎに来た娼婦イェテルと暮らすようになります。アリは早くして妻を亡くし、今は大学教授になったネジャトを育てて来ました。イェテルを粗末に扱いふとしたことで死なせてしまったアリに失望したネジャトは黙ってトルコに去ってゆきます。イェテルがイスタンブールに残してきた娘アイテンを探し、母親に代わって大学の学資を支援するためでした。しかしアイテンはトルコで反政府活動をして追われ、ドイツに不法入国して母イェテルを必死に探します。そのアイテンを一身を投げ打ち助けるドイツの女子学生ロッテ。ロッテの奔放とも言える無償の愛に、娘の身を案じる母親のスザンヌ。「すべての死は生誕である」。35歳の監督の言葉です。

監督ファティ・アキンの言葉

● ドイツとトルコ

ドイツ人として、スザンヌとロッテはヨーロッパ連合を代表し、イェテルとアイテンはトルコを代表する。彼女たちの間で起こるすべてのことは、ヨーロッパ連合とトルコの関係を表している。ヨーロッパ連合を巡るスザンヌとアイテンの議論は楽しんで撮った。この会話は、周囲の人の実際の会話を元にした。映画のエンディングで、スザンヌとアイテンは、ものの見方、感じ方の大きな変化を経験する。彼女たちが抱き合う書店の場面の編集中、気づいたことがあった。彼女たちのそばに2つの国旗が見える。1つはドイツの、そしてもう1つはトルコの国旗がね。僕の友人であり、パートナーだったプロデューサーのアンドレアス・ティールが置いたんだ。彼は撮影の最終週に亡くなってしまった。このディティールは象徴的だ。この映画はふたつの国の関係を巡る映画でもあると思う。

●二つの文化の間で

僕にはトルコとドイツ、ふたつの文化背景がある。僕はドイツで生まれ、ヨーロッパで教育を受けたが、両親とはトルコ語を話した。トルコの文化は僕の人生の一部であり続けてきた。子供の頃から、夏休みには毎年トルコに行っていた。僕はふたつの文化の間にいるから、僕の映画がその間で撮られるのは当たり前のことなんだ。

 


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