4分間のピアニスト

 

 

弾く時だけわかる。
何のために生まれてきたか。
4分間、そのステージで私が私を解き放つ
2006年/ドイツ/クリス・クラウス監督

 

 
15(日) 2:00〜
16(月) 。押В娃亜´■掘В娃
17(火) 7:00〜

例会場は、京都教育文化センター

●3月例会

 

 

 

 

 無実の罪でとらわれた天才ピアニストが自分の才能を信じてくれる女性教師との出会いを通して、再び人生の輝きを見出すまでを描く感動作。世代の違う2人の女性の、まったく異なるピアノへのアプローチを丁寧に映し出す。ドイツの名女優モニカ・ブライブトロイは入念なメイクで老年のピアノ教師役に挑戦。オーディションでこの役を獲得した新人のハンナー・ヘルツシュプルングと息の合った迫真の演技をみせる。

 80歳になるトラウデ(モニカ・ブライブトロイ)は、60年以上女子刑務所でピアノを教えている。彼女は何年も貯金して新しいピアノを購入するが運送に失敗し、その責任を追及される。早急に彼女のピアノレッスンを受ける生徒を探す必要に迫られたトラウデは、刑務所内で稀に見る才能の持ち主ジェニー(ハンナー・ヘルツシュプルング)という逸材と出会う。反抗的で暴力的なジェニーは、幼い頃から神童と騒がれた天才少女だったが、今では刑務所内随一の問題児となっていた。嫉妬心と憎悪を露にする看守や受刑者仲間の卑劣な妨害にもめげず、クリューガーはジェニーの才能に葬り去ったはずの自らの夢を託し、コンテスト出場を目指して厳しいレッスンを続ける。
ジェニーが奏でるピアノの音は力強い。そして、周りの人間すべてに対する怒りのエネルギーをぶちまける彼女自身にも、戦争中に失った愛の記憶を封印したまま生きてきた老女クリューガーにも力強さを感じずにはいられない。ラストの「4分間」だけ演奏することを許された、ヒロインの驚きの演奏に言葉を失う。
  

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