コーラス 

 

「先生、ぼくたちの歌声は、ママに届くかな…。」
涙がこぼれそうなとき、
歌があった。
 
2004/フランス/クリストフ・パラティエ監督

 
22(日) 2:00〜
23(月) 。押В娃亜´■掘В娃
24(火) 7:00〜

例会場は、京都教育文化センター

●2月例会

 

 

 

  

 世界的指揮者のピエールは、母親の葬儀のために帰郷する。そんな彼に、古い友人のペピノが一冊の日記を手渡した…。時は、1949年のフランス。問題児が集まる寄宿舎へ、新しい音楽教師マチューが赴任した。子供たちの酷いイタズラに迎えられたマチューだが、何よりも、体罰で規律を保とうとする校長に疑問を持つ。子供たちの心を開くため、合唱団を結成したマチューは、学校一の問題児、ピエールの美声に驚嘆する。やがて子供たちは、歌を通じて純粋な心を取り戻していくのだが…。

 

 透き通る歌声が、音楽の素晴らしさ、生きることの美しさを教えてくれる映画が登場した。本作『コーラス』は、合唱を愛する子供たちと音楽教師の絆を描き、本国フランスで大きな話題を呼んだ感動作。リヨンで設立されたサン・マルク少年少女合唱団のサントラとともに、記録的ヒットとなった。合唱団から出演しているのは、ピエール少年を演じるジャン=バティスト・モニエ。そのソプラノは「天使の歌声」と呼ばれ、劇中でも美しく響き渡るのだが、声のみならず、どこか憂いを秘めた表情もまた強い印象を残している。

 

 子供たちを大きな愛で包み込むマチューには、『バティニョールおじさん』のジェラール・ジュニョ。彼のコミカルで優しい笑顔が、人生の喜びを伝えてくれる。大人になったピエール役にはジャック・ペラン。過去を振り返る設定は『ニュー・シネマ・パラダイス』を思い起こさせるが、本作では『WATARIDORI』に続き製作も担当し、新たな名作を世界に届けてくれた。

 

 

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